カイロプラクティック後の姿勢戻り

カイロプラクティック後の姿勢戻り

45歳女性 主婦の方からの質問

肩が内側に巻き込むクセがあり、カイロプラクティック治療を受けると一時的に緊張性頭痛や肩こりが楽になりますが、一週間が経過すると再び以前の姿勢に戻ってしまいます。

ヨガなどを通じて姿勢を改善しようとしていますが、効果がより持続する治療方法は存在するのでしょうか?

痛みを伴っても、骨格を根本的に矯正することはできるのでしょうか?

さらに、毎日行っているスクワットが、日常の姿勢を改善する上で効果的かどうかも知りたいです。

回答

スクワットに関してですが、スクワットは下半身の筋肉強化のストレッチですので
姿勢改善に効果は期待できません

骨についてですが、骨は曲がりません、曲がっているように見えますが
実際は、骨に付いている筋肉が、硬く硬直したために、
筋肉が骨を引っ張っているため、骨が曲がっているように見えるだけです
筋肉を緩めれば、骨は元に戻ります

肩が内側に入る癖(巻肩)を改善するセルフケアを下記に示します。
・肩甲骨の内側から肩の付け根に繋がっている、肩甲下筋(けんこうかきん)が
 硬く萎縮したため、肩が内側に引っ張られるため巻肩になります。

・4本指を脇の下に入れ、親指の先で、腕の付け根をはがす。
 (親指の届く範囲全て行って下さい)
 肩甲下筋を親指の先ではがす、これで巻肩・肩こりが改善されます。

緊張型頭痛を改善するセルフケア
・緊張型頭痛は後頭部の痛みから始まり、後頭部の痛みが長く続くと
 頭全体が痛く感じる様になります

・原因は肩甲骨の上の筋肉が硬くなり、緊張型頭痛が起こります

・肩甲骨の上にある、筋肉を内側から、指先を使って外側にはがして下さい
 手が届きにくいと思いますが、手が届く範囲を全て行って下さい。
 手が届かない場合は、柱の角を使って見て下さい。

・痛みを感じている部分の筋肉も緊張しているので、痛みを感じている部分も
 頭蓋骨から頭皮を指先を使ってはがして下さい

上記セルフケアを行う事で、巻肩・緊張型頭痛は改善します
回数の目安ですが、1日4回くらい行って下さい。

筋肉をはがすですが、ガムテープ等、爪先をつかってはがすイメージとなります。

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